外壁塗装の手順のキホン

家の塗り替えに関するQ&A

塗装が必要な理由

 

建物はいつも太陽の紫外線、温度差、風雨、排気ガスなどにさらされています。

 

ですから、何も塗装をしていない状態では、建物の寿命が短くなってしまいます。

 

そのために塗装が必要です。

 

塗装は、ただ建物を美しく見せるというだけでなく、
建物を保護するという大切な役割を担っています。

 

塗装をしなければ、或いは塗装後、10年以上放っておけば、
建物が傷みやすくなります。

 

塗装することによって、建物の傷みを
ある程度防ぐことが出来るため、塗装が必要です。

 

 

はじめに塗装しただけではダメ?

 

はじめに塗装したまま、10年以上ほうっておけば、
塗装は剥がれてしまったり、ひび割れてしまったりします。

 

一般的に、住宅の寿命は30年といわれていて、
塗装の寿命は7〜10年といわれています。

 

もちろん、その建物が建っている環境によっても建物の傷み方は変わってきますが、
建物の保護のための塗装が傷めば、建物自体の寿命も短くなります。

 

 

塗装は自分でできるか?

 

ホームセンターなどで、
手軽に塗料やひび割れ補修に使うコーキング材も購入できますから、
外壁塗装を自分できるなら、自分でやりたい!と思う人もいると思います。

 

ですが、塗装・塗り替え工事は、ただ塗料を塗るだけでなく、
外壁や屋根の汚れを高圧洗浄でしっかり洗い落としたり、
ひび割れた部分や傷んだ箇所を補修してから塗装します。

 

ホームセンターなどで購入することができる塗料やコーキング材は、
実際に職人が使う材料とは異なり、「持ち」も「機能」も異なります。

 

専門知識のある塗装業者に依頼し、専門的な技術で塗装をしてもらったほうが
家の持ちがよくなりますし、安全で安心です。

 

 

塗装費用はいくらくらい?

 

塗装費用は、4LDKの2階建ての家で80万円前後からというのが相場です。

 

ですが、建物の傷み具合や形状、立地、使う塗料によって大きく変わります。

 

見積もりは無料のところが多いので、具体的な費用は塗装業者に問い合わせてみてください。

 

複数業者の見積もりをとって比較することが必須ですが、
見積もりを取る際は、同じ塗料、同じ仕様での見積もりを取ってくださいね。

 

 

築年数が長いと塗装費用は高くなる?

 

塗装費用は、建物の立地条件によっても変わってきます。

 

やはり築年数が長いほど、建物の傷みが進んでいることが多いので、
下地の補修にコストがかかり、全体的な費用も高くなることが多いです。

 

塗装工事にかかる日数

 

塗装工事にかかる日数は、建物の広さや施工範囲、建物の現状や天候などによります。

 

一般的には屋根と外壁を塗り替える場合で、一週間から10日くらいです。

 

 

現状と同じ色での塗装は可能?

 

同じ色で塗装をして欲しいと思う人も多いと思います。

 

全く同じ色ですと無理な場合もありますが、
現状に近い色は可能のはずです。

 

各種色見本帳をみながら、業者と相談してみてください。

 

 

塗り替えに適した時期とは

 

日本の気候によると、春や秋が安定している時期だといえます。

 

塗装する際、ビニールシートを塗らない部分に張ります。
窓の開閉ができなくなるなどしますので、
夏場の工事は、うっとうしく感じるかもしれません。

 

冬場は、台風が少なく、晴れの日が多いので、
雪が多い土地でなければ可能です。

 

 

ここって悪徳業者?

 

訪問業者に、無料で見積もりをしてもらったところ、
「このままでは大変なことになります!
今すぐ塗装工事をするように!」と、強い口調で工事を勧められることがあります。

 

このような、不安を煽るようなやり方で契約を勧めてくる業者はおすすめできません。

 

家は、今すぐ、例えば一ヶ月のうちに塗装しなければ・・・というものではありません。

 

じっくり検討する時間を持つことは可能なはずですから、
他の業者にも相談して、見積もりを比較してみましょう。

 

 

安心な業者とは?

 

安心して工事を依頼することができる施工業者を選ぶためには、
国土交通省の建築工事管理指針に紹介されている
施工業者の団体を検討してみてはいかがでしょうか。

 

(社)日本塗装工業会、全国マスチック事業協同組合連合会、
日本外壁仕上業協同組合連合会などが紹介されています。

 

 

近隣への挨拶

 

工事日程が明確になったら、
担当者がご近所に挨拶周りをします。

 

その際、できれば施主も一緒に同行すると効果的です。

 

 

相見積もりをするときのポイント

 

相見積もりをするときは、同じ塗料のグレードで比べてください。

 

見積もり金額は、塗装に使う材料や施工方法によって大きく変わります。

 

単に安いという業者で行えば、長い目で見ると損をしてしまうこともあります。
見積もりが安いからといって工事を依頼すると、
他の業者に比べてグレードが低い工事である可能性があるからです。

 

近所に迷惑はかかる?

 

足場を組み立てて、周囲に塗料が飛び散らないよう、
メッシュシートで覆って作業します。

 

また、近くに車両等がある場合は、
ビニールシートをかけることもあります。

 

ただ、騒音については、足場を組むとき、
塗装をする前に高圧洗浄を行う時などには発生します。

 

挨拶をするときに伝えておくと良いですね。

 

 

工事中の洗濯物は?

 

工事中の洗濯ですが、工事の進行状況によって、
洗濯物を干すことができない期間があります。

 

その日程については、現場担当者に確認しましょう。

 

 

塗装工事後、気になることがあったら

 

塗装工事後、なにか気になることがあった場合は、
すぐに塗装業者に連絡をします。

 

塗装の効果がわかるのは、数年経ってからのことが多いです。

 

数年経ってからでは、連絡がしにくいという人もいますが、
気軽に連絡し、補正が必要なのかなど、相談してみると良いでしょう。
後のトラブルにならないように、作業工程などを写真などで残しておくと良いですね。

 

 

壁に触ると白い粉がつく

 

壁に触ると白い粉が付くことがあります。

 

これは、紫外線や熱、雨風などによって塗膜が劣化し、
塗装の表面が粉状になる現象で、「チョーキング現象」といいます。

 

チョーキング現象がでる場合は、そろそろ塗り替えのサインです。

 

 

細かい亀裂はきれいに直る?

 

外壁に細かい亀裂がたくさんある場合、
外壁塗装の工程で、下地に適した材料を使用し、
補正して直すことができます。

 

 

外壁のカビやコケ

 

外壁のカビやコケに関しても、除菌してから高圧水洗で落とすことができます。

 

次に塗り替えるときの塗料は、防カビ、防藻性能に優れた塗料を使うことをおススメします。

 

 

水性塗料はハゲやすい?

 

水性というと、水に弱いイメージです。

 

ですが、塗装後、水が蒸発する過程で塗膜の硬化が進み、
できた塗膜は、再溶解しなくなります。

 

 

お風呂場の塗装工事も可能?

 

お風呂場の塗装は、天井や壁の材質にもよりますが、
モルタル、木製、ボードの下地ですと塗装ができます。

 

お風呂場の塗装を行う際は、
かぜをよく通して乾燥させてから、水やカビに強い塗料を使うようにします。

 

 

屋根の塗装工事は必ず必要?

 

新築後、一回目の塗装は、屋根の耐久性を高めるためとても有効です。

 

既に塗り替えをしている場合は、その塗膜の状況によっても必要かどうかは変わってきます。
業者に状況を見てもらい、相談しましょう。